谷屋未遂

2/3の好奇心

ポン酢かと思って結構な量かけたら醤油だった。しょうゆうことってあるよね。

 

こんにちは、お久しぶりですね。相変わらずタイトル出オチな谷屋のブログです。

でもたまにやらかしません?こういうの。…あ、やらない?はい。すみません。(正座)

 

さて、そんなお茶目谷屋の生息地は本州のど真ん中の海無し県なのですが、どこかおわかりの方……朝井リョウさんや奥田英朗さんが有名で水と土が名産の………twitterに搭載された動く写真みたいな……(それは違う)

 

おっと、上からGoogleマップのピンが降ってきたのを華麗に避けて話を進めよう。

 

 

海がないからなのか何なのか、時折私の全身が魚を欲する時がある。そういう時は太古から受け継がれし大和の遺伝子が騒ぎ立てるのだと解釈しているが、『今日の私は魚を食べる、誰がなんと言おうと私の夕飯は魚だ、魚魚(ウォウォ)イェイイェイ』みたいなテンションの日に限って「唐揚げよ~」とLINEが入るのだ。分かっている。唐揚げ美味しい。もぐもぐ。

 

そして稀にくる私の魚欲と母の気分が合致する時、食卓に並ぶ刺身を前に私は舌鼓を打つのだが、この時だった。

 

まさにこの時だった。

 

 

私が、

 

 

ポン酢と、醤油を

 

 

 

 

間違えたのは。

 

 

 

 

………いいんですけどね別に。どっちも合うし。でもちょっと悲しかった。おや、少し塩味が強いな…フフ

 

でもパッと見ただけじゃわかんなくないですか??黒いし。液体だし。や、まあそりゃ匂いとか違うしよく見たらポン酢の方が透明度高いですよ。わかりますよ。わかるけども。はいはい見た目で判断しようとした私が悪うございました。

 

やはり見た目だけで判断しようとすると痛い目を見る。

見た目だけ、という話をするなら私もアジア人で目がふたつで鼻がひとつなので綾瀬はるかと言って過言ではないし、二足歩行をするのだから実質佐々木蔵之介だと思って差し支えない。谷屋aka綾瀬・佐々木・はるか・蔵之介である。そういう事だ。

 

つまりそれくらい見た目で人を判断しようとするのは愚かなのである。わかったか谷屋。人類であることにしがみつこうとするな。お前はお前だ。

 

 

その人がその人であるがゆえの魅力というのは確実にあるのだが、「似通っている」という事だけを切り取ってひとつの同じ括りに入れてしまいたくなるのが人間の悪癖であろう。私も刺身の中ではヒラメが一番だと豪語してはいるが、魚の状態でカレイとヒラメをぽんと置かれたら一瞬迷ってしまうだろうと思っている。それに関しては私が海無し県に在住していることを言い訳にしたいのだが、対人でもそういうことがあるかもしれない。つまり、各自の生育環境や経験がその判断力の基礎になっている場合があるという事だ。

 

 

出来ることなら、その人自身を見つめて、どんな味を持った人なのかを中身で判断していきたいものである。もしかしたらポン酢でも醤油でもなくソースかもしれないのだから。(そーッスね)

 

 

 

さて、そんなことを考えながら今日の夕飯は……とふと思ったところで、友人から連絡が入った。

「飲み行くのいつにする?」

 

よし。

今日は肴の気分だな。