谷屋未遂

2/3の好奇心

考査思う、故に考査あり。

 

テスト。あるいは考査、試験。その3文字の言葉を心に思い浮かべるだけで私の視界は曇り天は裂け大地は唸り雨が降り槍が降り天地は鳴動し教授は檄を飛ばし「タンイ、タンイ」と人は嘆く。

 

 

こんばんは、あるいはこんにちは。皆さまご存知、谷屋灯です。

随分お久しぶりですが私の周りでは天は裂け大地は唸り雨が降り槍が降り……(ry  だったのであけおめツイートが精一杯でした。

 

しかし!!!今日でそれも終わりなのです!!!!!!もうレポートの推敲で2、3時間しか寝られないことも模擬授業の組み立てを考えてお腹を下すこともないのです!!!!!←

さぁ心ゆくまで私を労るがいい。最後まで孤軍奮闘した私を労れ。労るんだ。

 

いやぁ……大変だったなァ…フフ

突然フリーズして吹っ飛ぶデータに「どお''お''お''じでだよ''お''お''!!!!」とただ叫ぶ事しか出来なかったあの日々……「単位を寄越さねぇなら冷凍カジキマグロで殴り倒すか本格直輸入フォアグラを代引きで送り付けるしかねぇ…その選択、後悔と呼ばぬようにな…ッッ」という視線を送りながら答案用紙にかじりついたあの日々……

 

………ん?模擬授業?

あァ、あれね。(鼻ホジ)

 

 

でも思うんですよ。

教育学部だからという話ではないのですが、テストってやっぱり必要なものなんだなぁとは思うんですよ。他者との比較のためと言うよりは、自分の過去に対する比較のために。小難しい言い方をすると形成的評価、というのですけど。(習いたてを使いたい←)

 

わかっちゃいてもやりたくない。そう、たとえ今教授が死んだら1単位無条件で………なんて心の端でも思ってはいけないのと同じように。

 

………思ってないですよ?(´>؂∂`)

 

 

唯一今回のテストで救いだったのは、レポート形式が多かったところですね。我々のような民は得てして答案形式よりもレポートの方をありがたがり、周囲から奇異な視線を向けられる業を背負うものです。

そこで、しばしばこういうことが起こります。

「谷屋ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙レポート見せてええぇえ」

「ほい」

「……何その手」

「一文字5,000円」

「死ね!!!!」

 

当然である。

私の睡眠時間をお前の授業中触ったスマホに取られた時間とを天秤で測るんじゃない。

 

 

…………でも数学は教えて|´-`)チラッ

 

 

ある人々にとっては、テストは決して個人レースではないようだ。いかにしてツテを作り連帯責任で単位を獲得するか。すなわち、彼らの切り札は「学力」ではなく「コミュ力」にある。

個人的にはそれに関してずるいともなんとも思わないし、はっきり言って賢いとさえ思っている。私自身も弟にはそのように伝えている。彼はこんなスカシストではないので、さくっと友達を作ってサクッと単位を取得しサクッと卒業し社会を円滑に渡って行くだろうと思う。ずるいともなんとも思わない。別に勉強しないなら単位を取ったところで身に付いている訳じゃないなんて思っていない。ずるいともなんとも思わない。ただ、おこぼれをくれと思う。

 

………うるせぇ勉強しろ!!!!!!(本性)

 

 

学生の睡眠時間を削り、人間関係を悪化させ、インフルエンザに戦々恐々としながら単位への道を切り開いていく様を教授は高みから見下ろしているのだろうと思うと、負ける訳にはいかなかった。

 

 

そして本日、長きに渡る戦いについに終止符が打たれたのだ!!!!!!

単位は知らん!!!!!!成績は後日!!!!

 

ただ、今日という日を祝おうではないか諸君!!

 

 

あ~~~~~~~~~、疲れた。

 

 

 

 

テスト。あるいは考査、試験。

我々学生の心を蝕む、教授からの愛のムチ。