谷屋未遂

2/3の好奇心

人間関係お手上げ-プチョヘンザ-状態

 

大変長らくお待たせ致しました。お久しぶりの谷屋ブログです。

 

さて皆様、四月ですね。ご入学、あるいはご卒業おめでとうございます。今年の春は特に様々な出会いと別れがありました。新たな元号とともに私自身も一新したい所存です。

 

さて、そんな春といえば春休みですが、

趣味:インドア

友人:片手に収まる

属性:ド陰キャ

そんな三拍子揃ったヘレン・ケラー大学生が貪る春休みはだらだら長いだけで何の生産性もないのです。全部バイトしました。

 

 

 

 

 

……………こうはなりたくないだろう?(背後から肩にそっと手を添える)

 

 

春の息吹と共にNEW谷屋になってちょっと高尚な文を書いてみようかと思ったんですけど、無理でしたね。すぐ化けの皮剥がれる。むしろ剥がす。サウイフモノニワタシハナリタヒ。

いわゆる「猫被り」をしてみたのだが。……うーん、猫を被れるならまだいいんだ。猫をこう、なんと言うか、頭上に載せる程度で満足してしまうからいけない。猫ずり落ちてんぞ谷屋。載せろ。(違う)

 

そう、春といえば出会いの季節。学生諸君ら…職場を新しくされる方もそうだろうが、やはり一番気になる所は「人間関係」ではないだろうか?

学び舎たるもの勉学に興じるのみ、友人などと嘯いて享楽に耽るなどとんだ恥晒し者よ…と思われる方はもう少し自分というものを見つめ直して本心を語ることを学ぶが良い。何故ならそれは過去の私と酷似した症状だからである。その病は大人になるにつれ手の施しようがなくなる。早期発見が鍵だ。

 

 

 

春。出会いと別れの季節、そこで新たに出会う人間とは出来るだけ波風立てず穏便に過ごしていきたいと願うのが人の常。

そこで、私は少々内省的な文章を書く機会の多い人間を代表して読者諸君らに声を張り上げて言いたい。

 

 

 

あえて言おう!!!!!

絶対に猫を被るな!!!!!!!!!

 

 

 

もう一度言おう。

 

猫を!!!!!被るな!!!!!!!と。

 

 

 

これは何も、いきなり心のドア全開で突き進めという訳では無い。そんな事をされたら引く。

端的に言ってしまえば、張り切り過ぎるなと言うことだと理解してもらえれば近いと思う。

 

 

例によって谷屋の経験談からその意図を紐解きたい。

 

 

さて、世の中には「話せるタイプのコミュ障」が一定数存在する事をご存知だろうか?

その内訳も数多く存在するのだが、谷屋的分類によるとざっくりこんな感じだ。

 

・一方通行型 -会話が噛み合わない

・特定の話題型 -自分の興味が向けば話せる

・印象変化型 -「何かイメージ違う!」率高い

 

今回の猫を被るな説に一番関わりが深く、なおかつ私自身の持つ特性としての分類は三つ目の「印象変化型」だ。そしてさらに、私の場合は「第一印象良すぎ型」なのだから始末に負えない。

 

 

……ん?何が悪いかって?

 

シンプルに説明するならば「雨の日の不良理論」が使えるだろう。人はマイナスの印象からプラスの印象に移し替えることは割合簡単に出来るのだが、その逆となるとなかなか難しいものである。急上昇と急降下なら、後者の方が危険度は高い。

 

もう少し詳しく説明していこう。

 

私は面接がすこぶる得意である。エントリーシート系の趣味、特技の欄に書いてしまいたいくらいである。それは嘘だ。しかしある程度自信を持って臨むことが出来るのは事実。加えて、現在のアルバイトは掛け持ちのふたつとも販売接客だ。個人売上もなかなか高い方だと自負している。

 

…と、ここまでイキリ散らしたが、先程述べたように友達は片手に収まる量だ。なんなら友達と言いつつも私からの片想いだったらどうしようかと考えて会いたくて会いたくて震えて夜しか眠れなくなっているくらいなのだが(快眠!)

 

一体なぜこんな食い違いが起こるのかと言うと、それはズバリ「その場限りの会話」だからなのだ。

 

冒頭の猫被りを例に出すならば、一瞬なら猫を乗せていても落ちてくることはない。なんなら「谷屋猫」みたいなマスコットさえ出来そうな勢いで何やら可愛らしくふわふわしたイキモノの様相を呈することさえできるだろう。

 

ただ、これを何日も。あるいは何度も続けた場合は、中身のぬぼっとした根暗眼鏡が見え隠れし出すのである。

高級感のある桐箱から出てきたものが魚の骨の食べ残しだった時のようなガッカリ感。それが「第一印象良すぎ型」の最大の欠点である。

 

もちろんいいこともある。一瞬の会話を成立させるにおいては強みでしかない上、そのギャップが上手くハマれば長く付き合うことも出来るのだ。

 

ただ、どうしても張り切って上乗せした部分は剥がれ落ちたあと元には戻らない。単なるハゲになるだけだ。

 

無理して頑張った挙句痛い目で見られるなんてことになるよりはむしろ、おとなしめの印象から入った方が余程安心できるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

さて、だらだらと語ったが。

結論としては「最終的に仲良くしたいと思う相手がどれだけ増やせるか」が鍵なのだ。

この人とずっと仲良くしたい、と思うのであれば自ずと中身を出さざるを得ない。その方が友達を増やすことよりももしかしたら重要かもしれないとさえ思っている。

 

自分がどんな人間であれ、受け入れる人は受け入れるしそうでないなら離れていく。

私は受け入れられる率の低い特性を持っているようだが、それでも何とか生きている。

 

ので!大丈夫です!!!!ほんとに。

 

 

弟が今年大学に入る際、酷く怯えていたのでついでに少し長めに語ってみました。どうでしたでしょうか、久々で張り切っちゃったかな。…猫取れてない?←

 

 

次回はまたライトな感じに書きますね~

 

 

 

※何か書いて欲しいネタがあれば緩募してます。