神は乗り越えられる壁しか与えないというので私はロッククライマーになりました。梯子をくれ。
……って思うじゃないですか?私腕力ないんですよね。終わった。
今は満身創痍で岩壁を見上げて横たわっています。空がきれいだなあ…フフ………
どうもご無沙汰してました谷屋です。
今の今までネット上に浮上しないで一体何をしていたんだ、お前は呼吸とツイートと創作で心肺を動かしていたのではないのかとご心配をおかけしたと思うんですが、なんと私教員採用試験を受けるためにひたすら勉強していたんですね。(無事に合格した暁には「谷屋先生」と呼ばせてやらぬことも無い、喜べ諸君)
さて、心優しき読者諸君は今頃、「教員採用試験を受けるということは当然教師になりたいということで、つまり谷屋は勉強ができる/好きだ」と思われることだろうが。
そんなことは。
ない!!!!!!!←
どちらかというと勉強は大嫌いだし、興味のない教科書なんて30分も眺めていたらいつの間にか瞬きが長くなり頭がすっきりして……(灯~ごはんよー!‼)(はーーい!!)
……ほんっとうに勉強嫌いなんです私。
高校受験さえ12月からやっと進研ゼミの貯めていた課題を5個くらい一気に送り付けるという悪魔の所業を行い、赤ペン先生泣かせの谷屋と異名を授かりました。ちなみに同時進行で灯泣かせの母も存在していました。
そんな感じでひぃひぃ言いながらやっと受かった高校は農業高校で、そこでもやはり一般的な五教科の学習というよりは専門的な資格を取ったり遺伝子をこねくり回し(?)たりしていました。この辺りは私の人生のなかでもめちゃくちゃ面白い時代の一つなのでまた別の機会に書こうと思いますが、「勉強」に関していえば理系科目はクラスの最下位は当たり前、たまに数学で50点を超えると担任にカンニングを疑われて笑われる有様でした。あ、ちなみに!国語は基本1位か2位でしたよ(ドヤ)
そんな私が一念発起して教員採用試験を受けるにあたって、「勉強しないとまずい…」と理解できたのはなんと去年の12月頃でした。
勉強の仕方がわからない、という当時21歳とは思えない台詞をぶちかまし、手始めに過去問を解いてみようと手を付け始めた瞬間。
は。
なんだこれは。
その当時の恋人でさえ「いや受からねえだろ」という顔をしたのを私は見逃さなかった。
これはさすがにまずいと思った。シンプルに。
しかし!!!!!
私にはとっておきの秘密兵器がありました。
今回私が受けた教員採用試験は「中学校社会」の区分でしたが、私の通う大学ではどうやら私が史上初の挑戦者だったようです。教授陣も私の正気を疑ったことと思いますし、今の私でさえも「あぁ、とうとう厨二病を拗らせるがあまりこの世界をパラレルワールドと勘違いしてしまったのだな、かわいそうに…」と同情の涙を流してしまうかもしれないと思っています。
ただ、私は本当にアホでした。
前例がない、だと……!?これはもしや
もしや私は…伝説~LEGEND OF TANIYA~として名を馳せることができるのでは…?!
教授「本当にいいのか?ここは一応初等教育科なんだぞ?」
私「やります。伝説残すんで垂れ幕用意しといてください」
この世界一不毛なやり取りを終えてから、私の人生初ガチ勉強が始まったのでした。
中学校では平均点取れたら大拍手、高校は理系農業科、大学は初等教育メイン、この状態でなぜ大丈夫だと確信できたかといえば、それはやはり私の馬鹿さ加減ゆえの現実の見えなさだと思いますが、世の中馬鹿ほど怖いものはないのです。
周囲からもらえるアドバイスをすべて鵜呑みにし、全くその通りのやり方/スケジュールで半年間完璧にやり切りました。
いくつか勉強の過程の写真を載せますね。
どうですか??????(褒められ待ち)(素直か!)
私の秘密兵器は「受けてもないのに落ちるかどうかなんかわからん」「間違えてるってことは伸びしろがあるってことや」「結局本番の試験で何が出るかわからんのやから、たまたま得意分野しかでんことだってあるやろ。ある程度頑張ったらあとはもう運ゲー的なとこある」「これで受かったらめちゃめちゃかっこよくね!?一生自慢できるやんか!!!」と、常に現実が見えていn……
ポジティブな思いを持ち続けたことだと思います。
だからこそ、きちんと勉強と向き合った後半は死ぬほど不安で、初めて勉強で泣くなんて経験をしました。まぁ頭の片隅で「うわ…これ受験生っぽい……ブログに書こ…」って思ってたんですけど(´>∂`)
実際受かってるかどうかは本当にわからないです。
でも、あれだけ勉強嫌いで避け続けた自分でもこれだけできるんだということが分かったのは、これからの私の人生に有意義な記憶として残ると思うんですよね。
あ、受かってたら追記するのでほめたたえてください!!笑
お久しぶりのブログは近況報告になりましたが、これからはもうしばらく勉強しなくてもいいので←
またいろいろ更新再開しようと思います。
ではまた!次回お会いしましょう◎